徒然日誌30

ぶらっと東南海

何とか宿を見つけ転がり込んだら
とりあえず晩飯食って

・・・この喉をなんとかしないとなぁ〜

串本駅近くの食堂に入り
マグロのユッケ丼をGET!
うまい〜(^−^)♪

それから薬屋を探し風邪薬もGET〜
薬飲んで早く寝なきゃ…


昨夜のフェリーのように
凄まじいイビキに悩まされる事も無く
安眠安眠♪

翌朝

どんよりと曇ってますが雨は大丈夫みたい…

写真中央の建物が泊まったトコ〜
1階は温泉浴場になってて
2階に泊まれるようになってました。

その奥に建ってる白い建物がビジネスホテルで
温泉はそこに施設だったようです。

喉の痛みは少し引いて
かすれ声は出るようになりましたが…

今度は咳が出るようになってきちゃいました〜
さて
昨日夕日を見る為通過した
紀伊大島へ渡ります〜^^

防波堤を兼ねているみたいな部分と
ループ橋とアーチ橋の組み合わされた
串本大橋です〜
橋の袂にある小さな公園〜

石で出来たアーチのモニュメントがありました
橋の完成は平成11年のだそうです。
島の端っこ
樫野埼を目指します。

岬の周囲は断崖
険しい岩場を波が洗う海上交通の難所で
昔から海難事故の多発する場所だそうです。

有名なのが
1890年のトルコ軍艦エルトゥールル号の事故
台風による荒天でこの岩礁に叩きつけられた
エルトゥールル号は機関部に浸水後爆発沈没し
600名近い死者行方不明者を出す大惨事だったそうです

このとき、僅かに残った生存者は、この断崖を登って
樫野埼灯台に助けを求め、灯台守の通報を受けた
住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たり
69名が救出されたそうです。
その後も食料や衣類を提供し、病院へ搬送して
後に明治政府、民間からの義援金・弔慰金と共に
生存者は日本の軍艦で無事トルコへ
帰国出来たそうです。

そのエルトゥールル号遭難慰霊碑です。

日本という遠い異国で行なわれた
地元住民による救助活動や明治政府の尽力
民間からの弔慰金に、当時のトルコの人々は感激し
いまだに学校の教科書等で伝えられているそうです。

トルコ人って義理堅い人たちですね^^

それに台風の中命懸けの救助活動を行い
言葉も通じなかっただろうトルコ人達を
懸命に介護した住民もすごいですね〜
そのエルトゥールル号の乗組員が
助けを求めて来た樫野埼灯台です。

明治初頭に出来た日本で最古の洋式灯台の1つ

建物はその当時の物だそうですよ
灯台の説明文

この灯台は
日本最初の回転式せん光灯台でも
あるそうですよ〜

同時期に出来た潮岬灯台は
木造で有った為後年立て直されたそうですが
ここ樫野埼灯台は最初から石造りで
当時の姿を留めているようです。
灯台からの眺めです

朝早かったんで付近には誰も居ませんでした。

鉛色の海に
暗く垂れ込めた雲の隙間から陽が差し
凄くキレイで荘厳な感じ


写真では表現出来なくて残念!


さて
昨日は夕暮れの時分に来たので
改めて・・・

はい、本州最南端の石碑前で
記念撮影〜^^

本州最北端の青森県大間崎には行きました。
・・・が

本州最西端の下関市と本州最東端の宮古市は
通った事はありますが
こーゆー石碑のあるトコには行って無いなぁ

下関は行ける距離だけど
宮古は・・・そのうち行ければいいなぁ〜
展望タワーと土産物屋が少々・・・
時間が時間だし、平日だし

すごく寂れた雰囲気が^^;

少し先に『潮岬灯台』が有ったんですが


・・・げ!駐車場有料なの〜?( ̄з ̄)ちぇっ

こちらは平日の朝からしっかり料金徴収の方が・・・
さて、最南端を過ぎ、今度はR42を
北上する事になりますね。

今日はフェリーで四国へ渡る予定です
さあ!張り切っていってみよ〜(^^)

で・・・

予定では
和歌山を16:30発のフェリーに乗って
徳島に18:30…

もう暗くなっているだろうから
そのまま徳島へ泊まる。

でも翌日は室戸岬回りたい…
けど徳島から室戸回って高知へ行って
そこから高速に乗って八幡浜からフェリー

17:25発に間に合うか?
その次になると20:30発…
別府到着は23:00だぞ〜

張り切りすぎてぜんぜん写真撮りません(汗)
おまけに…もう1本早いフェリーに
乗れるんじゃないかぁ?(爆)
ここは道の駅 志原海岸
ちょっと脱水症状気味になったんで
水分補給に小休止〜

張り切り過ぎ…ま、いいか^^;
明日少し余裕が出来るだろうし。

再び走り出し南紀の観光地『白浜』が見えてきました!

・・・が、スルー(笑)

なんか見た途端、昨日の鳥羽を思い出しちゃって。
有名観光地は・・・また別の機会に来よう…

それよりも…紀伊半島と言えば、海だけではなく
山深いのでも有名。高野山とか大台ケ原とかね

『高野龍神スカイライン』って道があったな…
さすがにソコまでは行けそうにないけど
ちょっと山深いトコも走ってみたいな^^

ちゅう訳で急遽ルート変更!
田辺市から県道29号へ入り龍神村へ
そこからR425→R424→R480を通って有田ICへ

そこから高速で和歌山に入り13:40のフェリーへ!

どりゃあぁぁ〜っ!!!←(飛ばしすぎ)

13:00和歌山港フェリーターミナル到着
( ̄_ ̄)v


途中まぁ〜ったく写真撮ってませ〜ん

途中ね奇絶峡とか龍神村近くの景色とか
和歌山城とか有ったんですけど

走りながら眺めてました。
でも写真に残さなくても記憶に残れば
それで良いですよね^^
フェリーに乗り込み
3時間の船旅です。

フェリーの中でお昼ごはんです


「ほぉべんとぅくだひゃい〜げほごほ!」( ̄Д ̄;

相変わらずかすれ声です。。。


え〜っと、16:40頃着くのかぁ…
暗くなるまで1時間ぐらい走れるなぁ

船室で横になって地図を見てるうちに

ZZZ・・・(−_−)
目が覚めると
あと30分ほどで徳島港へ着くみたいです。

フェリーは楽ちんだなー^^


遠くには大鳴門橋も見えましたが
写真じゃ霞んでよく写ってませんでした〜


再び売店へ行き

「ひぃこくのちずくだひゃい〜ごほごほ」( ̄Д ̄)

徳島到着〜!

ハッチが開き次々に車が降りて行きます。
おいらは一番最後に下船。
徳島に上陸すると
天気は晴れ。

フェリーに乗ってる時は曇ってたのにねぇ…

ま、これで日没まで走れるでしょう。
とりあえず美波町ぐらいを目標に
R55を南下します。

明日の事を考えると
出来るだけ室戸岬に近づきたいんですが

余り暗くなると途中の景色が見られなくなります。
美波町の日和佐でビジネスホテルの看板を発見

・・・ですがまだ少し明るかったので
少し迷って先に進んでしまいました・・・
もう少し先まで行って宿を見つけよう…

ところがなかなか見つかりません。
その内辺りには夜の帳が降りてきて


真っ暗(−−;)

どうしよう・・・室戸まで行ってしまうか?
でも暗闇の中、どんなトコ走ってるのかも
判らないんじゃ意味が無い。

そのとき『道の駅宍喰温泉』が見えてきました
温泉!きっと宿があるぞ〜^^

道の駅に宿泊案内のパンフレットがあったけど
場所が・・・案内図が無い〜!
仕方なく暗くなった宍喰の町をうろうろしたけど
宿らしい看板が見当たらないぞ〜?

旅館があったけど…高そうだし。
道の駅のトコにホテルがあったけどそこも高い!
どうしよう…諦めて次の町へ行くかなぁ…

そう思った時

ん?あの奥の看板・・・
民宿って書いてあるぞ〜

看板の矢印の方へ進むと
すぐに見つかりました


「ひゅいまひぇ〜ん、泊まれまひゅかぁ〜?」(・。・)

「はいはい、大丈夫ですよ〜」(^^)


わ〜い♪助かった〜^^

もうね、息すると「ひゅーひゅー」いうんですよ
あいかわらず咳も出るし・・・

これで野宿は辛いよな〜
ほっと一息です。

バックの中にはのどが痛くて
行きのフェリーの中で飲めなかったウイスキーが

相変わらず声は掠れて、咳が出るんですが
このまま持ってても荷物になるし…

飲んじゃえ^^ ←(おいおいっ!)


本日の走行 約300Km
1便早いフェリーで徳島泊りの予定が大きく前倒し〜、明日の予定に余裕が出てきたぞ♪さらに続く

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