徒然日誌11

険道一直線!

一部で有名な極悪険道へ…れっつらごー!(死語)

9月25日(日)
午後になってGSFのオイル交換に久留米の赤男爵へ
嫁がなんか退屈そうだったんで
散歩がてらに後ろに乗っけて行きました。

  ( ̄、 ̄ )(^v^ )=

交換が終わり店を出るとき、あまりに天気が良いので
ちょっともったいない気分…


ちょろっと寄り道して帰ろうかねぇ?

              =( ^。^)(  ̄_ ̄)

行き先は…
久留米市内からR210に平行して
耳納(みのう)連山の麓を走る県道151号を田主丸方面へ
この辺りは果物の栽培が盛んです。

この時期はぶどうがいっぱい実ってました^^
道沿いのあちこちに『ぶどう狩り』の農園があります。
県道151号からすぐ真横に立ちはだかる
耳納の山々の方へ向きを変えると…


見るからに怪しげなこの道

薄暗い杉林の中をジグザグに横切るガードレール…
知らずに迷い込んだファミリーカーのドライバーなら
この時点で引き返す事を考えるかもしれませんね。


…て言うか、引き返す方が正解だったりして^^;

道幅はこんなもんです。

一応舗装はしてありますが
かな〜り荒れてます。

乗用車同士の離合もスムースには行きません
不用意に草や落ち葉に覆われた路肩に車を寄せるのは
止めといた方が良いと思います…

見るからに軟弱そうな路肩…
登ってきた道を振り返ると・・・

ものすごい急斜面に強引な九十九折れ
道を通している事が良く判ると思います。


よくこんな道作ったなぁ…
九十九折れの坂道を上がりきった所で
ちょっと道幅が広がり、舗装の状態も少し改善しました。




ちょいと一息ですね。
       ( ^。^)(^_^;)・・・どこ行きよると…?
さて、再び走り出します。

ところどころ道幅が広くなってますから
離合は割とスムースに行くかもー?

譲り合いの精神が大事ですよ^^


さて、この写真でのポイント。

杉林の向こうが
やけに明るいでしょ?

どーゆー事だかちょいと考えてみてね^^
しばらく平和さを取り戻してた道も
いよいよ佳境に入ります。

アスファルトは途切れ、
荒れまくったコンクリート舗装へと姿を変えます。

そして道幅も離合困難な状態となり
ガードレールの姿も消えてしまいます。


そしてやはり明るい杉林の向こう…
この人をおちょくってるのか?と思える
激しい勾配のヘアピンカーブ…


教習所で「キープレフトだっ!」って
怒鳴ってる教官の人に
「キープレフト」で
ここを登ってもらいましょう^^



さて、いよいよ…
杉林の向こうがやけに明るいのは…


こーゆー事です↓


崖なんですよ、崖!!


ここ耳納連山の地形の特徴として、黒木町側(南側)が緩斜面なのに対し
うきは市側(北側)が切り立った急斜面になっています。

日本地図を眺めれば判ると思いますが、四国の北部から海を渡って
九州の別府〜日田〜久留米〜佐賀〜伊万里まで
山に挟まれた『溝』が続いているのに気付きませんか?
それは『松山−伊万里構造線』と呼ばれる巨大な地割れ『地溝帯』なのです^^


てきとーに写真つないでみました^^

ま、おおむねこんな感じで道は続きます。


(^、^ )(^_^;)=
そして耳納連山の稜線へと到着〜
ここが『かんかけ峠』です。
稜線上を走る『耳納スカイライン』(有料では無いですよ)と
交差します。
かんかけ峠付近にはパラグライダーやハンググライダーの
発進所があります。


嫁、不安だったのか情けない顔になってますね^^
逆光になってしまいましたが…
ここは立派に福岡県が管理する県道70号線なのですよ。
林道なんかじゃありません!
二桁県道なんです!あんな道でも!!

標識の向こうには筑後川沿いに続く
うきは市の平野部…地溝帯の谷ですね
雨なんか降らなくても
十分注意が必要な道だと思いますけど…
注意標識のオンパレードですね^^

夜中にたった一人では通りたくない道です。
肝試しよりも…
マジで転落の危険が!!
危ないっすよ〜!
帰りは耳納スカイラインを通って、耳納連山の西端『高良山』へ
そこから久留米市街地へ降りて帰宅しました。

その途中、南斜面の謎の巨大アーチ橋が!?
あれ?あんなとこに主要な道路あったっけ??
大規模林道でも出来たのか???

後で調べたら『朧大橋』とかいうらしい…
そのうちその正体を確かめに行きたいと思います^^




本日の走行:約90Km
過疎地と都市部をつなぐ交流の橋だって!?…税金のムダ使いっぽいぞぉ〜

TOPページへ徒然日誌10へ徒然日誌12へサイトマップへ