ガレージの中

SDRの場合その8〜

一難去ってまた一難・・・?
今度はFフォークからオイルが滲んでました。

オイルシール交換ですね。

おいらのSDRはSRX250のFフォークが付いてます。
元々SDRに付いてたFフォークも有るんですが
WPの強化スプリングを入れてるSRX用を移植しています。
おいらの重い体重対策みたいなもんですね・・・^^;

この初期型SRX250のFフォークは取り付け寸法関係が
SDRと共通のようで、まったく無改造でポン付け出来ます。
内部構造は・・・SRXの方が車重が有った分だけ
スプリングレート等が違うかもしれませんね。

写真はSRX250用として発注したオイルシールですが
SDR用で発注しても同じ物が来ると思います。

フロント周りを外しちゃいました〜

ライトやメーター周りはカウルステーに付けてるんで
ノーマルより作業は楽かも〜^^

え〜っと・・・Fフォークばらすのも久しぶりだなぁ
どうするんだったっけ?(^^;)


あ、そうそうインナーチューブ抜かなきゃ
Fフォーク分解〜♪

インナーチューブを抜いて分解し
アウターからオイルシールを留めているスナップリングを外して
オイルシールを抜き取ります。

そして各部品を洗浄〜
細かな金属粉が有りますねぇ・・・

さて、オイルシール交換に取り掛かる前
当然、フォークオイルが必要になりますから
買いに行ったのです。

田舎ですから、すぐ近所にバイク用品店が無い・・・^^;


御世辞にも品揃えが豊富とは言い難いけど
いちばん近いお店に行って物色〜

・・・う、高いな(−−;)

メーカー純正の安いやつで良いんだけどなぁ・・・
少ないおこずかいですからねぇ
しばらくオイルを手に悩んでたんですが←(店員迷惑)
ふと思い出しました。
「そういえば、昔はATF使ってたよな・・・」

ATFとはオートマチック・トランスミッション・フルード
要するにオートマ車のミッションオイルです。

以前のHONDAは純正指定でフォークオイルはATFでした。
ATFならホームセンターのカー用品コーナーに有るかもー?

早速近所のホームセンターへ=( ^^)
お、あったあったATF♪ 
気になるお値段も、最初に見てたフォークオイルの半分以下

まぁ、入れて問題が出れば抜き換えれば良いんだし…
ATFを使ってフロント周りを組み上げちゃいました


いまのとこ、特に問題は無いようです
・・・つか、おいらってば繊細な人間では無いので
余程の事が無いと気にしないんですよね…
固いとか、軟いとか…

効かないねぇ。滑るねぇ。振れるねぇ。濃いねぇ。・・・
そんな調子で走っちゃう

んで、「ダメみたいだねぇ・・・」で、やっと直すと。(をいをい)
さて、ついでと言ってはなんですが・・・

あまりにもいい加減なFフォークのメンテ作業だったので
タイヤ交換をUPしてごまかしちゃいます ^^;

ほらほら!BT-39ですよ^^
しかもフロントはSSです!久々のハイグリップタイヤです♪

なんせ、今まで履いてたのは
『ハイグリップだったタイヤ』・・・TT900GPだけど10年物(爆)

長期熟成によって、まろやかなグリップ力を味わえます←(違!)

ひび割れパサパサです。

でもね、意外とグリップするんですよ^^ ←(まだ言うか)

ちゃんちゃかちゃかちゃかちゃんちゃんちゃ〜ん♪
(NHK 「きょうの料理」 風に)

「はい、今日はタイヤ交換、チェンジャー無し腕力頼りです。」
「先生、動力を使わずリキで済ませるなんて、産業革命以前ですが?」
「いやいや、意外とコツを掴めば楽に交換出来るんですよ」
「まさしく、マニファクチュア!工場制手工業のようですね」
「それを言うなら家内制手工業でしょ?分業化すらしてないし…」
「ドメスティックシステムですね〜先生」


などとブツ〜ブツ独り言をつぶやきながら作業を始めます。(危)
よいしょっと・・・

ビートブレーカーでミミを落として〜

「しまったぁ!!耳にお経書くのを忘れたぁ〜!!」
と、タイヤが言ってるかどうかは別にして・・・

*注:怪談
『耳なし芳一』知ってる?^^;

タイヤレバーでホイールからタイヤを外します。
この時、レバーを差し込んでる部分の反対側のミミが
ホイールのリムに掛からないようにしましょうね。
ホイールの断面を見れば判りますがリムの部分は高く(外径が大)、
ホイールの中央部分は低く(外径が小)になってますから
外径が小さい部分にタイヤのミミがが入っていれば
当然反対側には径の差分の余裕が出来ます
そこにレバー突っ込んで外す訳です。

左の写真でタイヤを足で踏んづけてるのが
タイヤを潰してミミを真ん中に寄せてるんです。

ホイールをイジメてるんじゃないのよ

ほい、フロントいっちょあがり♪^^

ビートブレーカーとコンプレッサーを買ったので
家のバイクのタイヤ交換は全部『家内制手工業』となりました

ギルド?・・・ではないですね^^

あとはレバー式のインフレーター(空気入れ)買わなきゃ…
今持ってるインフレーターはバルブが入っていないと
空気が出ないタイプなのです。

レバーを握るとエアが出るタイプを使わないと・・・
この後苦労する事になりました。
今度はリヤタイヤの交換です〜

ビートブレーカーでよいしょ!ってやるとこですね^^

タイヤを入れる時も、外す時と同じような手順です。
タイヤのローテーションマーク(回転方向)を確認して
バルブマークを合わせて
ホイールにタイヤを入れていきます。

良い子はマネしちゃいけない事といえば・・・

タイヤが入る最後、固いタイヤはかなりキツイ時が有ります。

タイヤを入れる時、ミミの滑りを良くするため
ビートクリーム(?)なんかを塗ってますよねぇ
おいらはブレーキクリーナーを『しゅ〜』とかやっちゃいます・・・

タイヤレバーでミミを入れてると固くて『メリメリっ』とか
いやな音がする時があります
そんな時は・・・プラハンで叩いて入れます。

もう十数年前のSP時代から、おいらの居たチームでは
そうやってタイヤ入れてましたが、今までトラブルは起きてません。
だからといってお勧めはしませんけどね
ほい、リヤも終わり♪

あとはエアを入れてミミ出して〜^^

・・・と、ここで問題が

リヤは問題無かったんですがフロントが・・・
タイヤが細くて、空気の入ってない状態では
ホイールのリムにミミが掛かってません。


今使ってるインフレーターの問題な訳ですが
バルブが入ってないと空気が入らないタイプと言う事は
バルブが邪魔してエアの流量が少ないんですよ〜
流量さえ十分あれば、リムの部分に多少スキマが有っても
そこから逃げるエアの量を上回る量を供給してやれば
タイヤが膨らむのでミミがリムに密着してくれます。

ところが漏れるエア量を上回る流量が無い(泣)
仕方なくタイヤを広げたりホイールを押し付けたり
少しでもスキマを無くして漏れを減らそうと悪戦苦闘!!

あ〜もう!インフレーター買いに行こうかぁ・・・
と、諦めかけた頃、ようやくタイヤが膨らみ始め
「ぽん!ぽんっ!」って感じでミミが出ました(^▽^)
空気圧を調整し、車体にホイールを組付けて作業終了〜
ワンサイズ細い、ノーマルサイズのタイヤとなりました

これで本来の乗り味に近づくでしょう^^
ちょいと試し乗りしてみました〜♪う〜ん軽いね!頼りないぐらい…^^;

TOPページへSDRの場合7へ
SDRの場合9へガレージに戻るサイトマップへ