ガレージの中

GSFの場合その1〜

現在のおいらのメインマシン
Suzuki GSF750です。

マイナーです。
あんまし走ってるの見た事有りません。
でも扱い易くて気に入ってます^^


中古で購入したんですが、
すぐにサイドカバーというかシートカウルか…?
なんかガタガタしてたんです。
調べたら取り付け部分が折れてる・・・
まぁ、そんなに支障は無さそうだったんで
そのまま乗ってました。

しかし、最近になって走ってる時
な〜んかバタつく気がします…

あ?!ホントにブラブラになってる!!( ̄□ ̄;)
これはいけません
修理しないと…外装面はキレイなんだから
新品部品買いたくないし〜

とりあえず車体からカウルを外します
・・・て?ありゃりゃ〜!
固定部分はほとんど折れてるよ〜?!
なんだこりゃ?!ちょっと酷いですねぇ・・・

頻繁に着脱してた訳でもなし、コカした訳でもなし
乗ってるだけで折れていくのか?スズキさん…
これが折れた部品です。

やっぱさぁ、タンクの下からテールエンドまで繋がってる
デッカイ部品を留めてる割には
貧弱で数も少ないんじゃないの〜?

最初は接着剤で修理しようとしたのですが…
・・・ダメでした^^;
接着面積が小さいから強度が足りません。


これは…溶接で直すかぁ

材質はABS
熱可塑性(熱すると融ける)樹脂ですね
これなら溶接できます^^

近くのDIYショップへ行くと
溶接棒に使うのにちょうど良い、
ABS樹脂の直径4mmの丸棒がありました

よしよし、これで修理だ!
とりあえずハンダごてで溶かして仮付けします。

割としっかり付けとかないと
溶接時の熱で『ポロっ』と取れちゃいます^^;
こっちもジュッっと焼き留めていきます

溶かした部分を溝状にすると
『開先』みたいになって
溶接強度も確保できますね^^
これが溶接機です。^^

下の円筒形のが送風機で

手の持っているのが溶接ガンです。

溶接ガンにはヒーターが入っていて
送風機から送られてくる風を
熱風にして樹脂に吹きつけ、溶かす訳ですね

熱した空気なので目に見えませんが
熱風の出口では、タバコに火が着くぐらいの
高温なんですよ〜
1人でやってるんで
溶接中の写真は撮れません・・・

こんな感じですぅ〜

…鳥の○ン○じゃありません(−−;)


金属の溶接と同じく母材に溶接棒が
溶け込んでるんですよ

熱しても金属みたいに色が変わらないんで
融け具合が判りにくいかも?

樹脂の種類によっては
熱すると透明っぽくなるやつもありますが
このABSは変わらなかったです。
さっそく装着〜

接着剤と違って強度が有ります 
フレームに差し込む部分なんかは
接着剤だと押し込んだ時点で『ぺき』っと
折れちゃったんですが
今回は問題なしでした


うん、これで大丈夫!
部品買わずに済みました ^^v
らっき〜
他のGSFは折れないのかなぁ…? うちのだけじゃないよね??

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