あれ?オイルポンプ付いて無いじゃん・・・ 自分のバイクながら、まったく状態を把握出来てません・・・ 長い間放置してたから・・・(痴呆症?) ラインだけ殺したんじゃなかったけ?・・・ タチの悪い事に、ポンプを駆動するシャフトが付いたまま・・・ う〜ん、分離給油に戻すつもりだったような気がする。 このままシャフトが飛び出してるのって、良くないだろうし、 オイルポンプは無くなってるし・・・(をいをい!) ケース割っちゃうかなー・・・ 悩んだあげく、とりあえず旋盤とフライス使ってブラケットを作り、 シャフトをベアリングで保持する事にしました。 ケース割ってシャフト抜けよなー(−_−) |
|
ピストン組むとき、オイルたっぷり塗ったからなぁ・・・ |
さ、とりあえずこれでエンジンは掛かるはず。 ちゃんとキックアーム残してあるしー(^^) 時刻は20:30・・・良い子もまだ起きてる時間だよね・・・ 出来るだけ近所迷惑にならんよう、ガレージを閉め切って〜 いざKick!ざ 感狂う(?) あれ?かかんねーな?キルスイッチはOK ガソリンはキャブにきてる、プラグは付け忘れて・・・んな訳無い!! かかるはずじゃん!SDR!! ファイナルアンサーナンバーワン?! 意味不明な雄叫びと共に、エンジン始動! 「ばららんべんべんべんべんべんべべんべんべべべんべんべべん・・・」 よしよし!かかったぞー(^^)・・・ゴホッ! 何年ぶりかなーゴホゴホッ!! やっぱ2stはこの白煙が・・・ゴホゲホゴホッ!! いかん!目にしみてきた、辺りが真っ白だ!1m先も見えない!! お〜い、誰かフォグランプ持って来てくれっ! このままでは座礁してしまう!霧笛は聞こえないのか? ↑ パニック ヾ(°□ °;)ノ” そうだ、落ち着けっ!冷静になるんだ。 煙は上に行くから姿勢を低くして・・・って火災現場じゃないっ! (排気煙って上いかないよねー) たまらず早々にエンジンを止め、白煙と共にガレージから転げ出た・・・ なんか、SWATに催涙弾打ち込まれて飛び出して来た 立てこもり犯みたいだ・・・ |
SRX250Fのフロントホイール、フロントサス カウルも移植してます。(前にも書いたな・・・) |
さて、エンジンは無事(?)生き返り、おいらも奇跡の生還を遂げた。 次は車体回りな訳だが、 フロントに付けてた16inホイールの謎が判明した・・・ ちゅうか、 自分でやっといておきながら、なんつー無責任な!って感じ。 たんに思い出しただけってーのが正解です(^^;) SDRユーザーの方は当然ご存知でしょうが、 リヤタイヤが・・・ノーマルサイズのタイヤがほとんど無いのです。 特に、ハイグリップタイヤが有りません。これはピ〜ンチ! だからといって、ワンサイズ太いタイヤを履かせると、 タチが強くなりSDRのコーナーリング性能を悪化させかねないし・・・ そこで、思い立ったのがSRX250の16inホイールの移植でした。 この写真の通り、ホイールはおろか、Fサスまでまったくの無改造、 ポン付け出来ます。 タイヤサイズはF=100/90-16、R=120/80-17で、タイヤ外径の 関係で、ノーマルより若干前下がりになり、キャスターが立ちます。 |
購入時点でノーマルでは無かった為、本来のコーナーリングを 知りませんがF=100/80-17、R=120/80-17の状態より 良く曲がるようになりますね。 赤いアウターのFサスは、WPの強化スプリングを仕込んであるので、 そのままSRX250から移植して使ってます な〜んて16in説を唱えておきながら(?)ノーマルの17inに戻してます。 とりあえず、ノーマルに近づけよっかなー、なんて思ったもんで・・・ 今後の比較のためにも。 生意気にもステンメッシュホースが付いてますが、もらい物です。 どのような経緯で、おいらの物になったかは記憶が定かでありませが、 「くれっ!このホースくれっ!!」ってダダこねてもらったような・・・ わ〜い!らっきー(^▽^)←おこさまな奴・・・ |
|
キャリパーも分解しました。 ブレーキは大事ですからねー、しっかり分解清掃! おこずかいが少ないので、ノーマルにしっかり働いてもらいます。 4ポッドキャリパーなんかが ホースみたいにどっかにおっこちてないかなー?(甘いっ!) |
|
ピストンを抜いてみると・・・ やっぱ汚いなぁー、ブレーキフルードにヘドロ状の物が混じってます。 ピストンにも若干サビが浮いていたので、スコッチブライトで磨きました。 (かる〜くね!ゴシゴシやっちゃいかんですよ) ブレーキパッドをギリギリまで使いきるとそれだけピストンも キャリパーのシールから出る事になります。 キャリパーのシールから出ている部分は雨やブレーキかす、泥やホコリに 常にさらされてますから、サビが出たり、汚れがこびリ付いている訳で、 新品のパッドに交換するとき、そのままピストンを押し込むと・・ ・ じょりじょりじょりっ・・・( ̄O ̄;)いや〜んな感じ〜 ブレーキパッドは早めに交換しましょー。 パッド交換の時はピストンを掃除しましょー。 ひきずりの元っすよー。 |
|
ちょっと見辛いですが、キャリパーの中に2本のゴムリングが 有ります。 上がダストシール、下がシールパッキンです。 ブレーキキャリパーは油圧シリンダーで言うと・・・って 油圧シリンダーだけど。 単動押出し型ってタイプになりますね。 単動ってくらいだから、油圧で動くのはピストンを押出す方向だけ、 ブレーキレバー握ると、油圧でピストンが押出されパッドをディスクに 押し付けてる訳です。 ・・・で、レバーを放すとピストンは油圧で引っ込む? いえいえ、レバー側のマスターシリンダーはブレーキフルードを 送り出すだけ、ピストンを引っ込めたりしません。 じゃあ、ブレーキパッド当たりっぱなしじゃんか!! そんな事は無い、ピストンはちゃんと引っ込みます、 写真のシールパッキン、ゴムの弾力でね。 だから、サビが出たピストンを無理やり押し込んだり、 汚れでガビガビになったまま掃除しないと、ゴムの弾力を上回る 抵抗が発生して、ブレーキを引きずるって事が おきちゃうんですね。 ブレーキキャリパーって単純な構造だよね? |
|
キャリパー天日干し中〜 やはり、自然の太陽光と潮風にさらされた干物は、 乾燥機で強制乾燥した物とはうまみがぜんぜん違うんですねー ・・・って、をい! おいらキャリパーの掃除は、洗剤と水を使ってジャブジャブやっちゃいます。 DOT3やDOT4のブレーキフルードは油とはなじまないので、 洗い油なんかを使っても、きれいになりにくいからです。 (なんかネチョネチョするんだよね・・・) ただDOT3・4共、吸湿性が高く、水分を含むとペパーロックを誘発するので 完全に水分を乾燥させないといけません。 んで、このように天日干ししてる訳です(^^) |
|
新品のシールセット 51L-W0047-11です。 中身はダストシール、シールパッキン、そして組付け用のグリスが 入ってます。 SDRは前後とも同じキャリパーなんで、2set購入しました。 |
|
キャリパーにシールを収めます。 半割になったキャリパーの合わせ面にも2つパッキンが入りますが、 上記のシールセットには含まれていませんので、ご注意! キャリパーの合わせ面はオイルストーンで軽く仕上てます。 ダストシールとシールパッキン、 前の写真よりこっちが見やすいですね(^^) |
|
せっかく交換したシールを傷めないように 気を付けてピストンを組み込みます。 サビとこびりついた汚れを落としたピストン・・・ 光ってるぅ〜!? |
|
組み上がったキャリパーを取り付け、ブレーキフルードを入れて せっせとエア抜き。 友人とこに行けば、バキュームでエア抜きをする ワンマンブリーダー(?)なるものがあるんですが、 今回は手作業で、じみちーにエア抜きをやりました。 写真には写ってないのですが、ブレーキフルードは塗料を侵食するので、 エア抜きのとき飛び散らないように、エア抜きバルブに ゴムチューブを付けて 空き缶なんかにフルードを受けるようにしてます。 ゴムチューブも透明なやつを使います、 抜けていくフルードに気泡が入ってるのを確認できますからねー。 |
|
アンダーカウルなんかも付けてみました(^^) |
やっとここまで出来ました。 あとは、リヤサスのリンク周りを分解してグリスアップしなきゃ・・・ おや、気が付けばもう深夜・・・ 今日のところはここまでにしよーっと(^^) 嫁さんもう寝てるだろうな・・・ |
いまのとこ、参戦予定は無いので(エントリー出来るレースが無い?)ぼ〜っと眺めてたりして ちっとも先に進みません・・・おこづかいも少ないからパーツもホイホイ買えないしね・・・(^^;) |